2024年5月30日現在、英ポンド対米ドルに関するテクニカル分析をお届けします。
要点
英国首相が予想に反して7月に総選挙を実施すると発表した後、現地時間5月30日に英議会下院が解散され、正式に総選挙手続きに入った。選挙後に英国が利下げに踏み切るとの観測から、短期的なポンド売り心理が強まっている。
英国の政策金利はG10の大半の国々を上回る水準で推移し、イングランド銀行は他の中央銀行に遅れをとって政策緩和を進めるとみられる。このため、英ポンドは引き続き魅力的な金利裁定取引の機会を提供するとの見方が強まっている。また、英国のインフレの冷え込みが予想より緩やかなため、投資家は利下げ開始の観測を11月まで先送りしている。
テクニカル分析
日足チャート分析
(英ポンド/米ドル日足チャート。情報源:Ultima Markets MT4)
過熱圏にある指標は、再び弱気のシグナルが点灯し、それと同時に為替レートとは逆行トレンドとなっているから、為替レートの下降トレンドの勢いが強いことを示唆している。売りでエントリーのチャンスが注目に値する。
昨日の下落幅はより大きく、終値は今週の安値まで下落した。これは、前の2日間のローソク足と組み合わさって宵の明星パターンを形成し、為替レートが下落する可能性が高いことを示唆している。
4時間足チャート
(英ポンド/米ドル4時間足チャート。情報源:Ultima Markets MT4)
昨日の急落後、指標は現在4時間足でボトム圏に入っており、弱気派が台頭していることを示唆している。
英ポンド対米ドル相場は現在、黒い65日線に接近しているため、アジア取引時間内に短期的な調整が入る可能性がありる。1.27621のネックラインを上抜けできない場合、引き続き1.26551付近の代替えトレンドラインを目指す展開となりそうです。1.26551は、上昇チャンネルラインの下端と緑の200日線の付近でもある。
トレーディングセントラル PIVOTインジケーター
(英ポンド/米ドル30分足チャート。情報源:Ultima Markets APP)
- Ultima Markets APPにあるPIVOT指標によると、当日の中心価格は1.2723。
- 1.2723を上回ると上昇トレンド、最初の目標値は1.2747、次の目標値は1.2761。
- 1.2723を下回ると下降トレンド、最初の目標値は1.2673、次の目標値は1.2658。
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